読書 33 ~ 41(5冊)

28 May

School

重松清著の『きみ去りしのち』、宮本美智子著の『世にも美しいダイエット』、林真理子著の『みんなの秘密』、井坂幸太郎著の『マリアビートル』、道尾秀介著の『鬼の跫音』、宮部みゆき著の『ソロモンの偽証 第1部 事件』、J.K.Rowling著の"The Casual Vacancy"、Carol Rifka Brunt著の"Tell the wolves I’m home”、M.L. Stedman著の“The light between oceans”。

重松清氏の作品はどうも好きにはなれないのですね。でも、活字に飢えているというか、図書館で見つけるとついつい手にとってしまうので、大嫌いと言う訳ではないのでしょうが。なんでしょう、とても分かりやすい王道な内容なので嫌なのかな。意外性が全くないというか。今回も同じ感想。数年後には読んだことすら忘れているでしょう。

『世にも美しいダイエット』は流行りましたよね。里帰りの際に実家から持って帰ってきました。ご飯嫌いという多少の共通点はあったので軽く参考にしていましたが、軽くなので当然のこと効果を実感することもなく・・・!勿論、これらのダイエットをする気はありませんが、レシピは美味しそうなものもあるので試してみても良いかな。

林真理子の著書は当り外れが大きいですよね。私も小説よりエッセイ派です。勿論、小説でも面白いものもあるのですが、外れた時の脱力感は相当なものです。今回は、当たりの部類に入るかと。

『マリアビートル』は、それなりに面白かったのですが、全てがうまくはまり過ぎな感じが。最後に「ああ~!そうだったのか!」と驚かされることがなく、「ああ、そうよね・・・。」と終わっていきました。少々残念。

『鬼の跫音』は、私好みではありませんでした。短編小説が苦手と言うのもありますが。

『ソロモンの偽証 第1部 事件』は図書館でリクエストを出しようやく手に入りました。でも、第2部第3部が手に入るのはいつになるのやら。最近、彼女の作品は時代小説しか読んでいなかったので久しぶりの現代小説。『模倣犯』をもう1度読みたくなってきました。第2部が楽しみです!

”Tell the wolves I’m home”は、ティーン向けのようなのでこんな感じなのかも知れませんが、途中のエピソードで(私にとっては)不必要と思われるほどの詳しい描写がある一方で、ラストがあまりにもとんとん拍子に詳細に描かれることもなく終わっていき不完全燃焼です。

"The Casual Vacancy"は、この著者の文体に慣れるまでしばらく時間が掛かりました。また、登場人物も多くて、その説明だけでかなり時間が掛かり、中だるみ気味。後半にかけて話がドンドン進んでいくので、多少楽しくなりましたが、結局尻つぼまり。残念な内容でした。ハリーポッターでも読み返そうかな?

“The light between oceans”は、まだ読み終えていません。

タイトルのカッコ内は洋書の数です。今年は洋書を沢山読もうと目標をたてたのに・・・。

(May 2013)

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