Archive | June, 2013

Calligraphy 7 ~Birthday Card~

30 Jun

Birthday Card project

お誕生日カード第2弾。前作は孔子の"四十にして惑わず"と40歳ピンポイントのバースデーカードでしたけど、今作は幅広い年齢に対応できるようにしました。

今は特に贈る相手を設定していないので年齢は書き入れていません(YourとBirthdayの間)。書き入れたら記事UPします、多分。

Filigree(フリグリー)に挑戦してみました。更に”M"の中に何を描くか悩み、色々な本やハンドアウトを参考にし、蛇とカタツムリに落ち着きました。

“M”と”W"の金色は直ぐに決まったのですが、他の部分の色合わせは悩みました。と言うのは何色でも良い訳で、受け取り手のイメージで変るからです。今回は贈り先を決めていないので、個人的な好みで選びました。紫3種。

贈り主に合わせて、Filigree(フリグリー)や絵の部分の色を変えても面白そうですね。あ、"wish”の"i"は誕生日のキャンドルに見立てています。

構想1週間程、作成2時間50分。(Calligraphy 40 mins (Lombardics 25 mins + Compressed Uncial 15 mins) + Filigree 10 mins + Drawing 10 mins + Painting 1hr 35 mins + Preparation 15 mins)。

怒涛の1日で3記事UP!!でも、何とか宣言通りに6月中に4作品を仕上げることができました。ほっと一息つきたいところですが、もう明日は7月。今、頭にある3作品仕上げたいところですがどうなるかな。

でも、取り合えず今日は暑いしゆっくりします。

(June 2013)

Calligraphy 8 ~Children don’t know~

30 Jun

School bus

“The Pre-Persons”

by Philip K. Dick

宮部みゆき著の『ソロモンの偽証 第1部』を読んだ人なら、見覚えがあるであろう文章。

小説を読んでいて、そこで引用されていた文章を書いてみたくなることは良く起こります。今回のように短編小説なら比較的簡単に探せるのですが、そうでないとなかなか大変です。

それだけの為に本を購入する気はないので、図書館で見つからずネットでも探せないとなると諦めるしかありません。第3部の方は見つかりましたが、第2部の本探しが難航中。

比較的簡単にハンドとレイアウトが決まりました。強化ハンドのNeuland(ノイランド)とLombardics(ロンバルディック)。

2個目の"Children"の”C"のアイディアも直ぐに浮かんだのですが、ドラゴンと”C"をどう絡ませるか悩みました。そんな中、家にあるカリグラフィー関連の本からヒントを得て綺麗に納まりました。

最初の"Children"は色とりどりで子供の天真爛漫を、2個目の"Children"その純真さを失った(大人になった)ことを表現したかったのですが、後者はどのようにするかで数日悩みました。結果、こんな感じになりましたが、如何でしょうか?

構想数日、作成3時間5分。(Calligraphy 35mins +(Lombardics 10 mins) + Drawing 40 mins + Painting 1hr 20mins + Preparation 20 mins)。

残り1作品!

(June 2013)

Sirena Gelato & Gelatiamo

30 Jun

熱波(Heatwave)がやってきている今週末。やはり7月4日(独立記念日)辺りから夏が本格化しますね。昨夜も2晩連続で眠られず、暑いし寝不足でしんどいしとカリグラフィーをする気になれず。35C超えた所もあるようですね。

25Cを超えるとアイスティー&アイスクリーム解禁です!と言う訳で、今回はKirkland Downtown(カークランド ダウンタウン)にあるSirena Gelato(シレナ)へ行ってきました。

2011年にカークランドダウンタウンにオープンしたジェラートショップ第2号店。冬の間は閉まったりと存在感がないのですが、夏の間はいつも込み合っています!

salt caramel & hazelnut, Sangria & chocolate

スモールサイズだと2種類のフレーバーが選べます。サングリアとチョコレート(手前)とヘーゼルナッツとシーソルトキャラメル(奥)を。チョコレートは濃厚で美味しい。初挑戦のサングリア、シーソルトキャラメルは普通です。ヘーゼルナッツはMon mariの定番。

$8程。これだけ食べても寒くならなかったです。店内冷房が完備されていないせいもあるかもしれませんが!近所のCafee Rococoのコーヒーを使ったジェラートも美味しいです。コーヒー断ちをしているので今回は注文しませんでしたけど。

Gelatiamo2

数週間前にSeattle Downtown(シアトル ダウンタウン)へ行った時に入ったGelatiamo(ジェラティアーモ)。ジェラートだけでなくケーキなども扱っています。数年前ここのパネトーネを食べたことがあります。フレッシュなパネトーネは初めてだったので楽しみにしていたのですが、結果は・・・イマイチでした。

ここのジェラートは5月6日の記事でご紹介したMetropolitan Marketで食べたものと同じです。種類はシアトル本店の方が多いような気がしました。Mini(1 スクープ)も頼めばしてくれるのでしょうが、今回はスモールサイズで2種類のフレーバを選びました。(ベリー系3種とパッションフルーツ)

月曜日は更に暑く90F(およそ33C)を超える予報です!どこかに避難しなければ!家には冷房が完備されておらず更に扇風機もないのでね。

(June 2013)

Chantanee Thai Restaurant & Bar

29 Jun

最近、新しいレストランに挑戦していないなと思い、前から少し気になっていたタイレストランへ行ってきました。前を通りかかるといつも込み合っていたので。

週末の今日もテラス席は8割がた埋まってました。店内は空いてましたけど。

Bellevue(ベルビュー)にあるChantanee Thai Restaurant and Bar(チャンタネー・タイ・レストラン&バー) 。新しいレストランではなく数年前にこの場所に移転してきたみたいですね。名前にもあるようにバーに結構力を入れているような。でも、まだ風邪が完全に治っていないので、今回はお水で。

soupComplimentary soup

チキンとしょうがのおかゆと言った感じ。美味しかったです。週末でもランチ時には無料でついてくるのですね。

Chicken Satay

Chicken Satay

ここのサテーは1本からで牛肉やラム肉などチョイスできます。私達は定番のチキンサテーを。ピーナッツソースも好みの味で、チキンも焼き加減も味付けも良かったです。2品続きで美味しかったので高まる期待感。

Chantanee Noodle Chantanee Noodle

物凄く量が多いです。一目見て絶対完食できないであろう量。でも、見た目も綺麗だし美味しそう。が、甘い!!甘みがきつ過ぎます。食べるのが苦痛になるくらい。お水を2杯ほど飲みました。それでも食べきれず半分上を持ち帰り。

Duck with Tamarind sauceDuck with Tamarind sauce

Mon mariがオーダーしたダック。シャロットを一口貰ったらこれも甘かった。でも、それ程甘さは気にならないようで美味しかったそうです。ただ、ダックが温かくなかったらしい。Mon mariは猫舌なので、彼が温かくないというのなら本当に温かくないのでしょう。

別の料理はそんなに甘くないのかな?チキンサテーは美味しかったし、まずくはないだけに残念です。もう1度行ってみるかどうか・・・しばらく考えます。でも、甘めの味付けが好きな人なら良いかも。

チップ前で$38程。ベルビューと言う土地柄か結構高めの値段設定です。

leftover noodle

残りは晩御飯に。甘みを和らげようと塩もみしていたきゅうりを投入。残りご飯とは思えないボリュームです。

昨日から一気に夏日です。昨晩は寝苦しかった・・・。明日は更に気温が上がる予報です。どうなることやら。

追記(6月30日) : 移転する前のレストランに行っていたことを思い出しました!同じBellevue内ですが、Old Bellevue近くで少し分かりにくい場所にありました。最低でも2回は行った記憶があり、内装など現在のお店とは全く違ってました。

何を食べたかは覚えていないのですが、味は甘めだったので行かなくなったことを思い出しました!

やはり、全体的に甘めの味付けのお店なのですね。となるともう行かないな。残念!新たなるレストラン開拓を続けます。

(June 2013)

Calligraphy 5 ~A Thousand Winds~

28 Jun

A thousand winds project

最近、過去記事が消えるという事件が頻発してます。気づいただけでこれで2回目。原因ははっきりしません。いや、一応怪しいと思える理由は思いつくのですが。

とりあえず写真のみUPしておきます。

(October 2013)

読書 42~50(9冊)

27 Jun

School

宮部みゆき著の『ソロモンの偽証 第2部 決意』、『ソロモンの偽証 第3部 法廷』、有川浩著の『海の底』、山田詠美著の『ジェントルマン』、藤堂志津子著の『ジョーカー』、Maria Semple著の”Where’d you go, Bernadette”、Candance Bushnell著の"One Fifth Avenue"、F. Scott Fitzgerald著の”The Great Gatsby”、Jhumpa Lahiri 著の”Interpreter of Maladies”。

宮部みゆき著の『ソロモンの偽証 第2部 決意』がこの3部作の中で一番面白かったかな。『ソロモンの偽証 第3部 法廷』も面白かったのですが、どんでん返しが起こるストーリーではないのは明らかなので、結末の行方が分かりだした時点で少々退屈になりました。

更に一番最後はありきたり過ぎて私の望んでいたのと違うかな。でも、満足でした。一気に読みきりましたから。

有川浩の作品も結構読んでいるのですが、彼女の著書を一言で表すと『青春!』ですよね。なので、こちらに元気がない時にはその勢いについて行けません!今回のように突拍子もない内容もそれなりに読ませてしまうのはやはり巧いのでしょうね。お気に入りではないけど(元気な時には)、読んでしまう作家です。

山田詠美の作品はひょっとすると初めてかもしれません。短めの小説だし読みやすい文体なので一気に読み上げました。内容は如何せん救いがなさ過ぎるのではないかと。ハッピーエンディングは好きではないし、ある意味ハッピーエンディングなのかも知れませんが。でも、嫌いなタイプではなかったのでまた機会があれば読んでみたいと思います。

『ジョーカー』は、全く期待もせずに読んだせいか面白く読みました。内容とページ数がマッチしていて無駄なく読めたと言いますか。この筆者ははじめてかも。また機会があれば読んでみてもよいかな。

洋書は、先月からの読み残しの“The light between oceans”。物凄く苦手な文体ではなかったのですが、多少読むのに時間がかかりました。ラストはありきたりかな?とは思いましたが、事実が判明してからの展開は読み応えがありました。特に感動するという訳ではないですけど巧くまとまっていたと思います。

”Where’d you go, Bernadette”はシアトルが舞台。と言う訳で楽しく一気に読みました。メールのやり取りなどで話が進むという構図は私には読みやすかったです。が、後半、謎解き時の段階でかなり失速しました。私の苦手な、無理やりまとめたハッピーエンディングな感じで。でも、カリグラフィー作品を作りたい引用文が沢山見つかったので良しとしましょう。

"One Fifth Avenue"はおなじみ"Sex and the city"の作者によるもの。特出して何が印象に残ったとか何かを学んだと言うわけではないですが、理屈抜きに楽しく読みました!"Sex and the city"のDVDのリクエストを出しちゃいました!

その後に読んだ”The Great Gatsby"。あまりの違いに少々戸惑いましたが、映画化されているというミーハーな理由で手にした本。学生の頃、日本語訳で読んだような記憶がありますが、久しぶりの文学作品です。200ページ足らずで不完全燃焼にならず全てのことを書き上げてしまうのが凄いなと思いました。

”Interpreter of Maladies"は、私の苦手な短編小説集。苦手なのは登場人物を理解し始めたと思ったら終わってしまうから。でも、今回はいくつかは面白いと思える話があり、短編小説も悪くないかな?と思わせる本でした。

ようやく洋書が全体の20%近くまでに追い上げてきました。何とか50%までには引き上げたいです。

(June 2013)

SI project 113 ~ 130

26 Jun

bagel sandwich

ミルクパン×4、ピザ×3、ベーグル×2、食パン×3、バゲット×4、ブドウパン×2

Bagel(ベーグル)はこちらに越してきてから食べるようになりました。と言うのは探さなくても、目に入る所にあるのです。カフェや専門店などで色々食べたし、家でも焼くようになりました。軽くトーストしてそこにクリームチーズを塗るというのが定番ですよね。

しかし、そんなに好きではなかったのでしょうね。次第にお店に行かなくなり、目に付かなくなり、食べなくなり、焼かなくなりました。

そんな中、他のレシピでクリームチーズが必要となり購入しました。しかし、余ったのでどうしようかと思っていた時に頭に浮かんだのがベーグル。

久しぶりに焼いたら妙に白く出来上がりました。2個食べても良いように小さめに焼き上げました。Mon mariは美味しそうに食べていたいのOKです。でも、クリームチーズも使い切った後は、以前ほど焼くことはなさそうです。

食パンの型がようやく慣れてきたのかくっつかなくなりました。食パンってなんだか楽しい。ちなみにレシピに良くある砂糖と卵は使っていません。なるべくカロリーをカットしようと思って。8枚切りにするのでカロリーは多少控えめではありますが。

久しぶりのバゲットは苦戦中。今月は発酵生地なしのレシピに挑戦しています。どちらが良いのかはまだ結果は出ていません。来月は発酵生地を使ってみます。

風邪をひいて1週間ほど。喉の痛み、咳、鼻水位で寝込むことはないのですが、なかなかすっきりしないです。

(June 2013)

 

6月の庭 6

20 Jun

にわか雨位で、本格的な雨はずっとなかったのでカラカラの庭でしたが、昨日今日と雨が降り庭の花木たちも喜んでいるようです。

薔薇もピークを過ぎて庭が多少寂しくなってきました。勿論、花は咲いているのですが、緑色が強いです。次のピークが来るのは7月に入ってからかなと思います。

さて、そんな少し寂しげな庭から、今回ご紹介するのは:

Blanket flower1

Blanket flower (テンニンギク)開花

少なくとも5年ほど前に、2株購入しました。移植を何回か繰り返し、気がつけば1株はなくなっていました。残念。でも、5年ほど経つのに大きく生長することもなく。手を全くかけていないからかな?

Calla Lily2

Calla Lily(カラー)開花

5月17日の記事にも書いたカラー。植えた記憶がない条件の悪い場所で咲いていたので数年前移植しました。しかし、取り残しがあったのでしょうね。元の場所にあったカラーはその後も順調に成長して、今年も5月に開花。しかし、移植した方は花がなかなか咲かず。

今年も駄目かと思っていたら、まだ1輪だけですけれど咲きました!

しかし、条件が悪いにも関わらず増殖しているカラー。今は6輪ほど花を咲かせています。ということはこのカラーも増殖すると言うこと?!裏庭に移そうかな。

raspberry1

raspberry収穫中

2010年から2株栽培しているラズベリー。ベリー類は増殖すると聞いたので、植木鉢で栽培しているのですが、そのせいなのか毎年収穫量が物凄く少ないのですよね。これと同じ量が後数回収穫できれば良いかなといった感じで。勉強しなおしです。イチゴは順調です。

(June 2013)

Vista Lago Italiano

19 Jun

イタリアンレストランは美味しいのに出合ってません。あまりにも外れ続きで、探すのを諦めています。高いお金を払って不味いイタリアンに出合った時の喪失感と言ったら・・・!←大げさ?

こちらKirkland (カークランド)ダウンタウンにあるイタリアンレストラン。以前からイタリアンレストラン/ワインバーのような感じでしたが、上で述べたような理由で気にしていませんでした。散歩のときにふと気がつけば新たなオーナーで再オープンしていました。

Kirkland(カークランド)でも数件のイタリアンレストランに挑戦しましたが、結果は無残なものでした。二度と行こうと思うところは皆無です。どうしてそんなに美味しくなく作れるのかが疑問。そして、そのレストランが込み合っているのを見ると更に疑問。アメリカ人よ、そのイタリアンで良いの?

その日はお天気もよく、テラス席で軽く飲む/食べるのも良いかなと思い入ってみました。メインを頼まないならそれ程高くもないですしね。

Prosciutto Mozzarella

Prosciutto Mozzarella

Affettati Misti

Affettati Misti

home-made bread & oil

Home made bread and oil

うむ。これだけでは美味しいのか美味しくないのかを判定するのが難しいオーダー。でも、プロシュート、サラミなどはもう少し乾燥(熟成?)させた方が好みかな。Dry meatなのにdryじゃないと言うか。

パンはバゲットが好きなので残念でした。自家製と銘打つほどのものではないかな。おかわりもなしです。

ここのオリーブオイルは全く味がしないのですよね。こちらのイタリアンレストランで美味しいオリーブオイルに出合ったことはないのです。家で使ってるオリーブオイルの方がよっぽど良い匂いがしているかと。

結果、全てにおいて普通。しかし、ロケーションは良いですよ。テラス席が公園に面しているので緑が多く、適度に木陰があり、そしてのどかだし。

飲みに来ている人たちも多かったです。ワインリストはチェックしなかったのですが、飲みに来るのも良いかもしれませんね。

Mojito(モヒート)込み、チップ前で$32。あら、結構高い。

(June 2013)

Belle Pastry

18 Jun

apple tartlet and pain au raisin

Apple tartlet, pain au raisin, espresso & English breakfast tea

Old Bellevue(オールドベルビュー)にある、この辺りに住んでいる人なら誰でも知っているであろうフレンチ系パン屋さん、Belle Pastry(ベル・ペイストリー)。いつ行っても、結構混んでます。

こちらであまりのパン屋の質の悪さに嘆いていた時に巡り合ったパン屋。嬉しくってしばらく足繁く通ってました。しかし、フレンチ系ベーカリーが沢山オープンし、更に新しいパン屋開拓にも励んで選択肢が増えた今、以前ほどは通わなくなっています。

最近は何だか幅広い品揃え/展開になってきています。マドレーヌとかマカロンとかチョコレートもあるし、シアトル(ラスベガスにも!)にお店をオープンさせましたしね。

数年前、結婚式を挙げる知人が、「Belle PastryだけがCroquembouche(クロカンブッシュ)の特別注文を受け付けてくれた!」と感動していましたが、今はどうなのでしょうか?

日本からきた訪ねてきた人たちを連れて行ったことがありますが、気に入ってました。しかし、冷静に考えると感動するほど美味しい訳ではないのです。特にケーキは見た目・味共に繊細さに欠ける仕上がりです。以前、パネトーネを購入したことがあるのですが、残念でした。

でも、全般的に言えば美味しいパン屋だと思います。今のようなゆるいペースで通うと思います。

4点で$13。久しぶりでしたが、値上がりしました?

追記(6月28日): 数年前はココナッツマカロンしかなかったのに、いつの間にかパリ風マカロンが登場してました。マカロン好きとしては、見逃せずついつい購入。

macarons

少し小さめですが、値段は$6.50と少しお得感。味というか食感は私の好みのものではなかったな。でも、値段控えめなので、また買っても良いかも。

(June 2013)