Archive | March, 2014

3月の庭 3

30 Mar

Pieris japonica ‘Prelude’ 1

Pieris japonica ‘Prelude’ (アセビ;プレリュード)

Rhododendron ‘Sugar Puff’ 1Rhododendron ‘Sugar Puff’ 2Rhododendron ‘Sugar Puff’ (つづじ;シュガーパフ)

2013年の5月の庭7でご紹介したアセビとつづじ。無事、可愛いらしい白い花を咲かせてくれています。

大きさは両者ともそれ程大きくはなっていませんが、揃って90cm程の大きさにはなるようなので今年の生長に期待。

アセビは花の分量が多いですが、つつじは写真で分かるように花が少なく、花サイズも思ったより小さかったです。2cm位かな。沢山まとまって咲けば豪華なんだろうなと来年を楽しみにしてます。

裏庭の花や植木たちも新芽を出してきました。が、枯れてしまったものもあるような?しばらく様子をみます。

(March 2014)

Calligraphy 4 ~イニシャル~

29 Mar

retirement project

リタイアメントカードと共に。

リタイアメント用のギフトなので、初めはそれに合った適当な引用文を探していたのですが、探すとなかなか見つからない。

仕方ないので、引用文は諦めてLogo(ロゴタイプ)に変更。思ったよりスムーズに進み大分形になってきたのですが、諸事情により再び変更。結果、名前のイニシャルにすることにしました。

ロゴタイプとは、その人の名前と、好きなことや興味のあること等々を盛り込んで作ります。過去2作品作ってます。いまだ完成させていない昨年の第12作品もロゴタイプ。こちら早く完成させないと!

名前だと文字数が多い分、絵を描く場所が沢山あるので情報が少ないとかなり大変です。昨12作品も大変でした。更に、名前のアルファベットを四角形の中に並べる作業もパズルのようで頭を悩ませます。

ロゴタイプに比べると絵を描く部分が少ないので楽かと思いきや、既に2度ギフトを送っているので、アイディアが枯渇気味。

でも、何故かアイディアが湧き出てきて、1晩で一気に進みました。過去に使ったものを全く使わないと言うのは無理でしたが、メインとなる2ヶ所は新たなものにしました。

1月には下書きが完成していたのに、2ヶ月ほど放置されていました。5月までに仕上げようとは思っていたのですが、急遽4月中に必要となり一気に仕上げました。

無事届いて喜んでくれると良いのですが。さて、次こそは昨年の12作品ですね。

(March 2014)

読書 36 ~ 49 (6冊)

25 Mar

 

School

恩田陸著の『MAZE(メイズ)』と『クレオパトラの夢』、折原一著の『水の殺人者』と『誘拐者』と『蜃気楼の殺人』と『ファンレター』、円地文子著の『男の銘柄』、倉知淳著の『星降り山荘の殺人』、林真理子著の『不機嫌な果実』と『ウーマンズ・アイランド』、東野圭吾著の『禁断の魔術 ガリレオ8』Stephen Chbosky著の“the perks of being a wallflower”、Eowyn Ivey著の“The Snow Child” 、Jennifer Worth著の“Call the Midwife A memoir of birth, joy, and hard times”

少し早いですが〆ます。変らず日本語本が優勢ですが。1年の4分の1が終わろうとしている今、これからは洋書をもっと読みたいと思います。と同じせりふを毎回言っている気がしますが。

“Call the Midwife”つながりで、今更ですが”Downton Abbey"をSeason 1から見ています。1年ほど前かな、DVDで見ようとしたのですがまさかの一話の途中でリタイア。イギリス好きな私なのに、はまらなかった自分にびっくりしました。

しかし最近おば(あ)様方とランチに出掛けたら、異様な盛り上がりでお薦めされてしまいました。以前の日本の韓流ブームみたいなもの?と再び挑戦してみると今回は比較的面白く見られています。もうすぐSeason 3です。

(March 2014)

桜 2014

22 Mar

                   sakura 1        sakura 2

昨年は日本で花見を楽しみましたが、今年はワシントン大学(UW : University of Washington)の中庭(quad)のソメイヨシノを楽しんできました。

暖かいとまではいかないまでも、風もなく良いお天気の絶好の花見日和。まさしく満開で、凄い人出です。人をいれずに写真を撮るのが不可能です。

ここ数年は慣れてきたので大きな感動もなくなりましたが、初めて見た時は驚きましたね。木々が大きくたくましくその迫力に圧倒されました。私の桜に対するイメージは儚げな無常の象徴に対し、こちらの桜は生命力あふれる感じです。

桜など自然のものはなかなか計画をたてるのが難しいですが、機会があれば是非是非見て欲しいなと思います。あ、お酒を含む花見は出来ませんが、お弁当のみなら。

(March 2014)

Happy Macaron Day @ Midori Bakery 2

21 Mar

4 macaronsorange-vanilla creamsicle, s’macaron (s’more), lemon raspberry & salted caramel

Midori Bakery(ミドリ・ベーカリー)は1日限定の商品を販売することがありましたが、タイミングが合わず買えずじまいでした。しかし3月20日はマカロン・ディ(Jour du Macaron)とのこと。これは見逃せない!

そこで問題になるのはいつ行くか。朝6時30分から開店しているらしい。最近、通常商品でも早い者勝ちということになってきているので、今回のようなスペシャルになるともっと早くなくなる可能性も。でも6時30分は頑張りすぎだろうと悩みつつ8時頃行くと、1種類(chocolate whiskey)は売り切れていたそう。でも、買いすぎじゃないか?

第一印象は「大きい!」。Capitol Hill(キャピトル・ヒル)にあるCrumble & Flake(クランブル・アンド・フレーク)系かな。かなり食べ応えありです。ただ、大きさにバラつきがあります。

4 macarons 1

内容も物凄く凝っています。1個に盛り沢山だしサイズも大きいしと少しToo muchな感じがします。たまに空洞があるものもありましたが、生地などは私の好み。おいしいぞ。

<orange-vanilla creamsicle> オレンジ色の生地にオレンジ風味のクリーム。バニラビーンズが見られますが、余り香りはしなかったな。オレンジが勝っています。1口含んだ時にオレンジの良い香りが。4種の中で一番最初に食べて、結局これが1番のお気に入り。

<s’macaron (s’more)> コーヒー風味の生地にクリームではなくマシュマロ。そして中心にはチョコレートが。マカロンとマシュマロの組み合わせは凄く好きでしたが、チョコレートはいらないな。

<lemon raspberry> ラズベリー色の生地にレモン風味のクリーム。そこにラズベリージャムが真ん中に。これが余分だったな。ラズベリー風味の酸味あるクリームだけでOKだったかと。

<salted caramel> 塩味がほんのりする生地にバタークリームにとろりキャラメルが。これも余分だと思う。いや、塩キャラメルだからキャラメルは必要なんだろうけど、キャラメリゼしたものをクリームに混ぜるくらいで良かったかな。

でも、激甘という訳ではないので、盛り沢山が好きな人にはたまらないマカロンかと。

1個$1.75。East sideのお店の中では高い部類に入ります。でも、この大きさと凝り具合を考慮に入れると高くはないんじゃないかな。

日本で私の知っているお店だと、必ず保冷剤をつけてくれて、冷蔵庫保存と当日消費を命じられるのですが、こちらは本当にゆるい。数日置いたほうがおいしいとか言う人もいますし。それならそのベストと思われる状態にして売ればよいのにと思うのは素人だから?

取り扱いも結構雑ですしね。全てがアメリカン。今回は2日以内に食べた方が良いとのことでした。

大満足でした。これでしばらくマカロンは要らないな。特に今月マカロン食べすぎ。砂糖摂取量を減らそうとしているのに、誘惑が多い今日。

(March 2014)

Calligraphy 9 ~下書き中~

19 Mar

寒い雨の隙間をぬって庭仕事をしていると、頭にポツンと感じたので作業を途中で切り上げ家に入ると、雨ではなくあられでした。先週は暖かかったのでボチボチ冬物の整理を始めだしていた私。こちらも中断です。

さて、2作品の清書を済ませてしまおうと誓ったものの、ついつい新しい作品に手を出してしまいました。このままうまく行くと今月中に完成か?という所まできました。

project 9 draft

今回の作品はこのようにして始まりました。

気に入った引用文が見つかると、レイアウトなども一緒に浮かぶ場合と、そうでない場合があります。今回は前者。幸先よいスタートです。

そうなるとまず頭に浮かんだレイアウトを鉛筆でざっと書き出します。それが上の写真。使用している紙は、確かパンが入っていた袋かな。この作業は家に篭って黙々とするというより、ひらめきで思い立ったら何処でもというものなので、カフェなどが多いです。よって、こういった袋や紙ナプキン等に書くことが多いです。ははは。

この段階で、頭で描いたことが実現できるかどうかの第1のふるいに掛けられます。今回はそれをパスしました。順調な滑り出し。

次に実際にペンを使い文章を書き、はさみでチョキチョキ、テープでペタペタと"cut & paste"をして思い描いていた通りの場所に収まるのか確認します。これが第2のふるい。ここで脱落すると、レイアウトやハンドの変更を強いられ、最初に思い描いていたものと全く違う方向へ進むものも出てきます。

頭に思い描き、更に鉛筆での下書きだとうまくまとまっていたものも、文字の大きさや単語の長さや文章の切れ目などで、思い描いていた通りのレイアウトにならないことがあるのです。

今回はこちらも難なくクリア。こうスムーズに行くと、カリグラフィーの神様が降りてきた状態と呼んでます。Winking smile

上の段階とほぼ同時で、作品の目玉となる部分も具体的に描き始めます。今回は文頭の文字と絵。この部分はレイアウトやハンドが変更になってもそのまま持ち越すことが多いです。何故なら、通常ここから全てが始まるので余程のことがない限りここを中心に作成していきます。

今回はカフェで2時間程掛けほぼ完成。スマートフォンを手に入れてから便利になりました。以前は家のPCの前に陣取っての作業でしたから。

そしてこの絵と文章を一枚の紙に貼り付け、コピーをとりバランスを見ます。切り貼りしているとやはり見難いので。これでレイアウトの最終確認。行を変えたり、行間を広げたり狭めたり、文字間や単語間をつめたりあけたり、バランスが取れるように単語を左右に動かしたり、フローリッシュを決めたりします。

ここまでくると後は絵の詳細決めとハンドの練習ですね。今回は特に習いたてだったこともあり、いつもよりも多めに丁寧に。スペルも何度も確認します。現在はこの段階です。

全てに納得できたら、下書き用紙に清書と同じ状態で書きます。清書と唯一違うのはカリグラフィー部分のインクは黒、絵の部分は鉛筆又はペンで仕上げ、色はつけません。この状態を"下書き完成"と呼んでいます。

私はここまでの作業が好きなので、ここで作品はよく停滞します。何度も言っていますが、現在2作品がこの状態で清書を待っています。

写真の状態からどのように変身を遂げるのか?4月20日までに完成予定なのでお楽しみに。

(March 2014)

 

おうちビストロ : Goat Cheese

17 Mar

「今週は"goat cheese week(ヤギのチーズ週間)"にしよう!」と決めて(→理由は不明)、張り切って買い物に行ったものの、めぼしいものは以下の3種のみ。

3 goat cheeses

Pave de Jadis Jacquin(写真左上)は、早速そのままバゲットと共に食べました。名前は敷石の形に似ていることから名づけられ、周りは灰で覆われています。

"ヤギ?""灰?"と言うと食べにくそうなイメージですが、どれも臭いは強くなく、軟らかく舌触りも良いので食べやすいんじゃないかと思います。

その中の1種(写真右上)をオリーブオイル漬けにすることに。こちら名前の通りまわりはハーブで覆われています。

Capricho de Cabra Herb Mitica

Capricho de Cabra Herb Mitica

Capricho de Cabra Herb Mitica1

Capricho de Cabra Herb Mitica2

Capricho de Cabra Herb Mitica3

Capricho de Cabra Herb Mitica4

わざわざ写真で過程を追うほどでもなかったですね・・・!

私は、臭いチーズもOK、フランス料理のデザートでチーズがカートに乗って出てきたら嬉しいと、チーズ好きで結構食べている方だと思っていましたが、Mon Mariには負けます。完敗。

Capricho de Cabra Herb Mitica5

1週間後に無事胃袋に収まりました。チーズの味はまろやかになり、オリーブオイルと周りのハーブの味がより楽しめる。そしてオリーブオイルにはチーズの味が移りと、一粒で二度おいしい状態になるようです。

(March 2014)

3月の庭 2

16 Mar

blue hyacinth2

pink hyacinth

white hyacinth

white daffodils

yellow daffodils

hyacinth(ヒヤシンス)とdaffodil(水仙)が咲き始めました。

この2種は何もしなくても毎年咲いてくれます。気がつけば咲いているといった感じなので、ちょっと存在感の薄い花たちでもあります。

ヒヤシンスは頭が重すぎるのか、花が咲き始めると直ぐに頭を垂れてしまいます。わざわざ支えをするのも大変だし。花の重みに負けないくらい茎を太く強くする方法などあるのでしょうか?

ピンク色のヒヤシンスは、多少日当たりの劣る花壇に植えているのですが、毎年元気に花を咲かせてくれます。同じ場所に植えているクレマチスはイマイチ。クレマチスは本当に太陽の光が好きなのですね。

クレマチスと言えば、物凄い勢いで生長しています。枯れたように見える旧枝から新しい枝/芽/葉が伸びる様子は生命力の強さを感じるというか。

黄色の水仙の後ろにチラッと見えている紫の花。そう、ムスカリです。ムスカリは前住人からの置き土産で、買い足したりは全くしていないのにドンドン増えますね。一度は多少取り除いたりもしたのですが。

この次はチューリップかな?でも、元気がなさそうで少し心配。でも、まだ1ヶ月以上あるので大丈夫かとも思う。

(March 2014)

Calligraphy 7 (of 2012)~Jean Cocteau~

14 Mar

Red rose

by Jean Cocteau

タイトルにもあるようにこちら2012年の借金。本当長い付き合いでした。でも、2012年5月に最初の下書きが完成していたので、完成まで2年は超えずでした。ほっ。

Jean Cocteauを扱う作品はその年だけで2作品ありました。シャネルと同じく私のつぼにはまる言葉を残しているのですのよね、彼は。さすが交流があった二人。

春期カリグラフィークラスの課題でした。確か、時差ぼけのまま最初のクラスに出た記憶があります。そして、丁度このハンドのコツがつかめかけていて楽しくなってきていた時でした。

学期最後に課題として白黒で提出した時には出来上がりに満足していたのですが、清書をするにあたり気になるところが出てきました。

文字の訂正したい箇所は少ないものの、全体的に綺麗に書くことだけにとらわれていて余裕がない感じでした。それらを少しずつ修正しているうちに、あまりにも惨めな切り貼り状態になったので下書きをやり直しました。フローリッシュを数箇所足し、更に2文目文頭の”L"の手直し。

カリグラフィー部分の清書を8月に済ませたにも関わらず、色塗りだけを残して年末まで放置していました。年越しを目前に焦って色を塗りを再開させたものの、その年(2012)のうちに完成させることが出来なかった上に、その後1年以上掛かったという。

そういえば、強化ハンドである"Gothicised Italic"を最近使っていませんね。今年中には何か作品を作りたいと思います。

でも、長年の借金がなくなり本当肩の荷が下りました。残りの借金は昨年からのもの。1年超えをする前に絶対仕上げるぞ!

(March 2014)

Calligraphy 8 ~Baby gift 1~

13 Mar

baby gift projectAuther: Unknown

2011年度の第17作品(完成は2012年2月)からのスピンオフ作品。フレームの形と色が合っていませんがお気になさらず。

引用文もレイアウトもハンドも気に入っているので、再び使うことにしました。前回はこちら。

baby-project-1

これで充分満足いく仕上がりだったのですが、2年経ったということで、少しグレードアップを加えた変更を行うことに。

① ”LOVE”のRed heart以外は金色の絵の具を使っていましたが、今回はGildingを。更にキラキラさせます。

② 2月の誕生花のひとつである、マーガレット(諸説あります。)を。

③ フローリッシュを控えめながらも少し大きめに。

④ 文字に使うインク(ペイント)を青色から黒色に。

絵を加えると文字のバランスが悪くなったため、レイアウトを一からやり直すこととなり、思ったより時間が掛かりました。

花を加えることとによってスペシャル感がでました。他の誕生月の花を描きたくなってきましたよ!後で残り11ヶ月の花を調べたいと思います。

さて、次は第4作品と2013年の第12作品を仕上げたいと思います!!

(March 2014)