Calligraphy ~homework assignment 2~

Yes, I do.

こちらの課題は、Black Letterを使ってのトラディショナル・バージョン。ハンドはFraktur(フラクチャー体)です。

縦長でスペースを詰めて黒色で・・・と私なりの”トラディショナル”の解釈で作品制作を進めていたのですが、文字のレイアウトが終わった時点で、日本のトラディションが入ってきました!

いやいや、これでも最初は、Acanthus(アカンサス)模様にして、そこに西洋文化の伝統的な模様を描こうといろいろ考えていたのですが、色々考えすぎた結果、日本のアカンサスと言えば”唐草”だなとなり、唐草に変更。

そうなると西洋の絵が何だか似合わなく思えてきて、なら、日本の縁起物を描こうかと思いつきました。結婚の誓いですしね。すると唐草が邪魔になってきたので、形はそのままで縁起物の絵の一部にすることにしました。

当然ながら、全てが結婚と関係している訳ではないですし、こじつけの部分もありますが、とりあえず縁起が良さそうな文様を16個選びました。結構な数なので大変でしたけど楽しかった。それプラス、家紋2種。

で、調子に乗って沢山文様を描いて、色をつける段階で後悔・・・この色付けの作業。いつか好きになる日はくるのでしょうか?フラクチャー体は好きなハンドのトップ3に入るのでカリグラフィー部分は問題なく順調に進んだのに、色付けを前に長いこと現実逃避をしていました。

4色に色を限定した第1課題を参考に、かなり色を限定することにしました。例えば、赤なら色んな赤色を使わず1種もしくは2種までに限定。これは結構助けになりました。これからこの方向でいってみよう。

しかし、疲れた。カリグラフィー部分は1時間も掛からずできたのに、絵の部分にどれだけかかったのか・・・。昨年9月で記事をUPした、Calligraphy ~homework assignments 13 ~を余裕で超えた。

今回は諸事情があり、Gilding(金箔)は一番最後にしました。久しぶりのせいか何だか気に入らない。いつも使っていた筆が行方不明のせいもあるかも。

後日やり直しました。完ぺきではないですがだいぶマシ。とりあえずはこれで提出してきます。

今回もギリギリでした。数日はゆっくりします。

(April 2016)