7月のバンクーバーに続きビクトリアへ行ってきました。ビクトリアは物凄く久しぶり。そして今回はClipper Vacationsとい高速船に乗っていくことに。
乗り物酔いをする私。その中でも一番ダメなのが船。乗る機会があまりないので慣れていないということもありますが。なのでこの船の存在は知っていましたがずっと避けていました。でも、最近は乗り物酔いをすることも減ってきた気がする・・・ということで挑戦してみることに。
結論から言うとお天気で風もなかったことも幸いし全く酔うことはなかったのです。が、クリッパーの手際の悪さが印象深い旅行となりました。
早朝7時ごろか3時ごろの2便でした。朝7時に行くのは無理だとあっさり却下。ゆっくり目の出発となりました。
で、まずはSerious pieでランチを。物凄く久しぶりでした。従業員が全て新しくなっていた。
そこから歩いていくことにしたのですが、Pier69は遠かった。スペースニードルを下った所、Olympic Sculpture Parkのすぐそばです。途中のPier沿いにはスーツケースを持った人が結構いたのですが、皆さん、手前のターミナルの巨大クルーズ船の乗客だったようで、Pier69周辺は人も少なく寂しい。
2時間程前に着いたのですが、オンラインでチェックインを済ませていてもパスポートチェックをカウンターで済ませる必要があります。シーズン中のせいかカウンターがほぼ全てオープンしていまいした。
カウンター隣りにカフェもありましたが心惹かれなかったので隣のPierにあるPaddy Coyne’s Irish Pubへ。心は既にビクトリアです。
その後、ロビーで待つことに。壁に沿って妙にクッションの良い椅子が。これ以外に待合室がなかったような。カフェが待合室を兼ねているのかな?
一応、乗船時間などは教えてもらいましたが、アナウンスが何もないのですよね。ビクトリアからの船が到着したころから乗船客が並び始めたので何となくそれにつられて並ぶことに。搭乗券にグループナンバーが掛かれておりその番号の列に並びます。
どうやら荷物を積み込んでから乗船となるようですが、全てが手作業といいますか家庭的といいますか設備が旧式といいますか何だかゆったりといいますか。予定登場時刻を少し遅れて乗船開始。まずは2階席の高い方のクラスからです。
後方にある出入り口から乗船。入って直ぐの窓際の席がほぼ埋まっていたので満席かと思ったら前方はがらすきでした。後方にはテーブル席もあり、こちらは2席の間にアームレストがないので横になれます。他の席のアームレストは動きません。飛行機のように座席の上に荷物棚はなく、後方のテーブル席横の荷物棚などにに置きます。
座席は狭く、前の人が倒すとつらいと思う。座席にコンセントはなくブラインドもない。本当に古い電車みたいです。スピーカーも古いのか、叫んでいるような感じで物凄くうるさい。トイレも昔の新幹線みたい。勿論普通の水栓トイレですけどね。
不思議なサービスとしては座席までドリンクの注文を取りに来てくれるのです。1組づつの対応でカートがあるわけではないので注文が多いと持ち切れず何度も往復するというゆっくりぶり。勿論、売店に行って注文もできます。キャッシュ不可。
2階へ行きデッキに出ることはできますが、後方の狭い所のみなのでいまいち。
カナダ入国に備え税関申告書を記入。最近、飛行機では書くことがなくなったので久しぶり。
さて、降りる順番ですが、手荷物のみの人から先に降りられます。乗船の時のように待たせておいて荷物を下ろして、高いチケットを払った人たちを先におろさないのか?とも思いつつ、手荷物のない我々は先に降りられるので良しとしました。そう、高いお金を払っても2階席なのでどうしても降りる順番は遅くなります。
問題は船から降りてから。アミューズメントパークのようなロープで仕切られた列にならばさせられるのですが、そこと入国審査の部屋を荷物が横切る形となるのです。なのでその間は部屋の中に入れず外で待たされるわけです。その間に最短ルートからどんどん遠くまで歩かされる。
でもね、荷物を預けていない人から降りている訳なので何故荷物を先に通すのかが分からない。勿論、横切らないように設計するのが大前提ですが。
ようやく入国審査の部屋に入ったかと思うと、我々の数組前までは最短ルートで進んでいたのに、急にロープで仕切られ預けた荷物を受け取るように遠回りをさせられました。え?荷物を預けていない人が優先下船でしょう?意味が分からない。
いや、確かに1番乗りに下船した人で船内に荷物を預けていた人もいましたが、ルールを守らない人を前提に動かされるのならルールなんてなくせば良いのに。この降りる順番もそうだし乗船の順番も。
シアトルと違い、船を降りるといきなりダウンタウン。そして数分でホテル到着。広々としたお部屋でしたがバスルームの壁の模様がゴ●ブリに見えて思わず叫びそうになった。
荷物を置いて早速街へ。もう観光客であふれていました!!!クルーズ客が多かった気がする。それと日本人も沢山いました。前回はあまり街を歩かなかったので気づかなかったのか前からそうだったのか、本当に観光業で成り立っている街なのだなと。
散策をしながら、第1候補のレストランへ向かうと満席。「9時ごろなら…」と言われた。そしてまたプラプラしながら第2候補のレストランへ。するとこちらでも全く同じセリフが。
並んでいる訳でもなく、当然がらすきのレストランもある中、何故あんなに混んでいたのか。そうそう、バンクーバーと同じくJamには長蛇の列でしたけど。
再びウロウロしてスペインのタパス料理のお店、Bodegaを発見。テラス席のみでしたが空いていたので入ることに。その後もドンドン混んできました。
デザート以外は美味しかった。半分位残したからか無料にしてくれました。
その後、再び街を散策。まだまだ人であふれていました。最後に一杯軽く飲んで…と言いつつポテトも頼んじゃったけど、1日目終了しました。
(August 2019)
Recent Comments